アトピーとは

アトピーの赤ちゃん「アトピー」とは、一般的に皮膚にかゆみや炎症が出る「アトピー性皮膚炎」のことを差します。

そして、アトピー性皮膚炎は

  • 良くなったり悪くなったりを繰り返す、かゆみのある湿疹が主な症状。
  • 多くの場合は、「アトピー素因」を持つ。

という状態をいいます。


また、「アトピー素因」とは、家族や本人が、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎、アトピー性皮膚炎などにかかったことがあることがあり、アレルゲンに反応して痒みの原因となる物質(IgE抗体といいます)を作りやすい体質であることを差します。


さらに、次の3つを満たしていることが求められるそうです。

  1. 強いかゆみがある
  2. 皮膚の症状
    皮膚の症状は、赤い斑点、小さく盛り上がったブツブツ、角質が剥離してぽろぽろ剥ける、かさぶたなどがあります。
    症状は体の左右対称に現れる場合が多いとのことです。
  3. 慢性的である
    乳児の場合は2ヶ月以上、それ以外は6ヶ月以上症状が続くと慢性とみなすそうです。

【参考文献】
日本皮膚科学会、アトピー性皮膚炎治療ガイドライン2002

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